上州人、吉野へ。 [みる。きく。あそぶ。]
と、言うより『大和人、故郷の山へ』て感じですかな
それも違うか?
相方の山は、生駒山とか若草山であって
“吉野山”は遠足の時以降、殆ど訪れていないらしい
大和西大寺駅で待ち合わせして
吉野行きの特急に乗る
近頃、微量ですが鉄分入ってる 笑
橿原神宮前乗り継ぎ吉野駅に着く
近鉄はここまで
極寒
風もかなり吹いていた
次はロープウェイで3分
吉野山駅
このロープウェイの支柱は昭和3年のもの
レトリィ
この手のものは高さより何よりその古さにびびる
・・・・・・・
さあ、ここから
世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』のひとつ吉野・大峯の霊場の始まり
吉野の山は桜で有名なだけに
特に世界遺産だから来るてのは少ないのかな
ワタシも
はて?桜の季節でもないのに何で来たかったのだろう
・・・そだそだ!世界遺産だからだ!と
ひとり突っ込み入れていた 笑
[黒門/吉野町]
吉野山駅から丁度、バスが出るところだったが
ワタシ達は乗らず歩いていくことに
金峯山寺の総門“黒門”をくぐると参道には土産物や等が並ぶ
31日ですよ
明日から2008年
そりゃお店も開いてないわよ
[銅鳥居/重文/吉野町]
程なく行くと銅鳥居(かねのとりい)
発心門とも呼ばれ、ここで修行の道に入ることを決心した場所
俗世間から浄土への入口
上州人はその境目で記念撮影 笑
別にバスに乗らなくても歩きですぐ
バスの場合は奥千本とか上千本まで行って
戻って来るパターンなのかも
[仁王門/国宝/金峯山寺]
さらに進むと威風堂々とした建物が目の前に現れる
山岳信仰の寺社って(日光東照宮とか)いつも思うのだけど
こんな山の中にまぁ、よく建てたものだって
雄雄しくて好き
仁王像さんに御挨拶
網で囲われて見辛いトコが多いけど
ここはそれが無く、凝視
少し下膨れな感じがラヴリィ
[蔵王堂/国宝/金峯山寺]
壮麗っす
もちろんお正月の飾りつけ、準備が行われていた
参拝者も少ない
お線香をあげて・・・
今回吉野で唯一お金払って拝観した
相方、お坊さんに「脱帽して下さい」と注意され中へ
開祖・役行者縁の物や後醍醐天皇の時代の物、絵馬等
御本尊“金剛蔵王大権現”は秘仏なので見られない
この布の裏にいらっしゃるのだなぁ
極彩色の憤怒の相、見てみたい
本堂の中はひんやりとして空気が違う
狛犬さんも正装
吉野に近づくにつれ桜の木が多くなり
いたる処に植えてある
ロープウェイ乗っている時も桜のアーチだと思ったし
ここに来ても桜の季節はまた格別なんだろうなって
日本の家屋にはなんて桜が似合うのだろう
古の時代から愛でられている樹
万葉集で詠われた桜の歌には
吉野の桜のものは一首も無いという
なので有名どころを
あさぼらけ ありあけのつきと みるまでに
よしののさとに ふれるしらゆき
-坂上是則-
つか
雪降るだろうってなくらい寒かった!
寒波接近中なのをこの時
知る由も無く?!
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