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The fantastic Deer-Man。 [みる‐ミタリヨンダリ‐。]


平城宮跡00.jpg




『朱雀門』から眺める『大極殿』

先生が奈良を去る日
近鉄電車から外を見ると
鹿が
佇んでいた

この場所です

“平城遷都1300年祭”の賑わい
大なまずの尾を封印、暴れるのを防いでいる
“鎮め”の儀式を行なった場所なんてコト
これっぽっちも知らずに




ドラマから入ったので
イメージは演者の方たち、そのまま
「野生的魚顔」!イトちゃんは小説から飛び出てきたよう
ただ、藤原君は男だったし
マドンナと重さんは、もっと(失礼)美男美女な気がした
重さんで云うと眼鏡男子みたいな 笑

現在の奈良の風景
鹿が懐かしむ、古の風景
思い浮かべながら読み進めた

鹿が卑弥呼を思うシーンはやっぱり切なくて

藤原君の設定が違うコトによる
ロマンス(重さんと長岡せんせのも含む)と
鹿男、狐女、鼠男が告白する(知ってしまう)くだりは
ドラマ版の方が好き

現代の技術で暴かれる
映像にしても分かりやすいのに
あえてそれをしない演出がよかった
原作では、だんだんと鹿化する先生の憂鬱を伝えるけれど
いきなり鹿になった驚きや
原作に無いイトちゃんの心境、エピソードが秀逸

そのままなぞるのではなく、足し引き
ベース(原作)がしっかりしていたから
奈良で撮ったから
正解だったんだな

“大和杯”の盛り上がりは同じように引き込まれた
4人で登った“若草山”長岡せんせとの会話
見下ろす町並み


「マイシカです、先生」


「お前・・・・・・さびしいか?」

・・・・・・「びい」




爽快!

あっっ
ドラマ賛美になっちゃったじゃない?!




鹿男あをによし (幻冬舎文庫)

鹿男あをによし (幻冬舎文庫)

  • 作者: 万城目 学
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/04
  • メディア: 文庫

■ 関連話*
鹿男。




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コメント 2

miyuco

こんにちは^^
うちのツレが何故か奈良に行きまして
こにゃさんと同じような写真を
自分のブログにアップしてました。

「鹿男あをによし」のDVDを見てから
奈良に行った方がずっとずっと楽しめるよと
言ったのに見ないで出かけたお馬鹿さんです(`ヘ´)
ああ、もったいない!
近々強制的に見させて、くやしがる姿を横目に
だから言ったでしょと冷たく言い放つつもりです。
(鬼嫁…)

本当にドラマは傑作でしたね!
by miyuco (2010-07-19 17:16) 

こにゃ

☆miyucoサマ☆ こんばんは~^^
旦那サマ行かれたのですね~奈良!!blog覗いてみたい~^^
(同行されなかったのですかっっ?)

何とっっ!!見ないで行かれたとは><。
楽しさ半減ですよ~~。。。
そうです!鑑賞して!現地に向かう!!これ基本(笑)
見た後、是非是非!一緒に訪れてみて下さい。
魅力いっぱいの奈良、今年は行っておかないと!です^^
あう。。。観光課の人みたい^^;

ホントに傑作!最高のドラマでした^^
(玉木くん、原作付と相性よいですよね♪)

by こにゃ (2010-07-19 22:07) 

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