系譜。 [過去の事。]
先日
母方の祖母の葬儀があった
“死”というものは何度直面しても
受け入れる器以上のものが溢れ出す
それが何なのかは解りません
おばあちゃんが逝ってしまった翌朝
母が戦没者名簿を持ってきて
載っているある人の写真をプリントアウトして欲しいと
その人というのが
血の繋がりのある祖父だった
なんとなくは知っていた
でも聞くことでも話すことでもないと
暗黙の了解の上でこの事は
家族の中では成り立っていた
数年前に他界した母方のおじいちゃんは
血が繋がっていないという事実
母の本当の父親(この名簿に載っている人物)が
戦死した後におばあちゃんは再婚したため
(母が生まれた知らせも届かず戻ってきてしまったそうだ)
再婚同士で連れ子もいた
母の兄にあたる伯父がそう
伯父の子供である従姉弟達とは
繋がっていないんだ・・・
言葉に表すと
直接的でなんとも複雑に感じられる
おばあちゃんのお棺に入れたいと言う母
携帯カメラで本から撮影
プリントショップで数枚現像してきてあげた
ん・・・
おじいちゃんの事を考えていた
裏切りみたいに思えて
ただ
母にとっては本当の父親
そしておばあちゃんにとっても
いとこ同士の結婚だったため従兄として
最初の伴侶として
入れてあげるのも当然と思える
「今の携帯は凄いねぇ」
「親戚のおじちゃんたちも喜んでいたよ」
おばあちゃん方の
老齢の親戚にも渡したらしい
何で？
あぁそうか・・・おばあちゃんといとこなら
祖父ともいとこなんだ
名簿を作った時
写真は母の方には戻って来なかったという
多分遺族の方に間違って返されたのではないかと
新たにプリントしてあげた写真
母も持っているのだろうか・・・
2006-10-27 14:11
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こんにちわ。
うちもそうですよ、父方の祖母は私と血が繋がってない、小学校のとき、
本当のおばあちゃんじゃないということが、自分の年表作りの宿題してるときにわかって（父の誕生が祖父母の結婚のかなり前だったので）混乱したことがあります。でも私にとっては本当のおばあちゃん、だなぁ。
by (2006-10-28 12:18)
☆あじごんサマ☆ こんばんわっ＾＾
お返事遅れてごめんなさい。
めったに無い事なのか、結構ある事なのかと考えるとわりとよく聞く話だと思って。
ワタシも母方の祖父と言えばあのおじいちゃん。
噂話だけで過ごしてきた話題だったので、写真を持ち出されて
急に“現実”になってしまった。
あ、最初に思ったのが「イイ男じゃない？！」(笑)でした。
不謹慎かしら＾＾；
by こにゃ (2006-10-31 19:36)